創業40年のあゆみ
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()(元)清水建設株式会社工事長 部長 東明興業株式会社がこのたび、創業40周年記念を迎えられました事を心よりお祝い申し上げます。 私と東明興業さんとのお付き合いはかなり前にさかのぼりますが、昭和55年10月に清水建設(株)西東京営業所勤務時代からとなります。当時の産業廃棄物の処理業者は個人経営的な会社から反社会勢力系の会社など種々雑多な会社が多かったと記憶しております。新聞紙上でも不法投棄の話題に事欠かない時代であったと思いますが、その中でもより信頼のおける確かな会社を選定しなければならない状況に置かれておりました。そのような中で東明興業さんとのお付き合いが始まり、35年の長きに渡って現在に至っております。 所沢の工場には、何度か見学をお願いして廃棄物の処理方法を見せて頂き現場からの搬出方法や分別に関するやり方などいろいろと勉強させていただいた事を覚えております。工場周辺の住民の方たちからダイオキシンの汚染問題を突き付けられ、対応に追われた話や、工場内に説明用の資料を用意されたり、「花見の会」を催し住民の方たちをご招待したりと、かなりの業務外の仕事に追われていたお話もよく聞きました。最終的には焼却炉も撤去され、埃飛散防止の為、建屋を増築するなどさまざまな努力を長きに渡って行っており、その結果が今なお近隣住民の方に受け入れられる要因であるのは間違いなく、東明興業株式会社の経営理念であろうと考えます。 現在私は、「明球会」の会長という要職を拝命いたしておりますが、初代の会長吉川由治様(鉄建建設)から始められ、次には2代目会長伊藤東次郎様(鹿島建設)が務められました。3代目会長は白井延廣様(大成建設)が務められ、御歴々の方々がお勤めされたあと2009年から4代目会長の職を務めております。「明球会」の前身は「東明会」の名称で、第50回大会まで開催されておりました。開催場所も現在のメイレイクヒルズカントリークラブではなく、緑野カントリークラブや平成倶楽部、児玉スプリングスカントリークラブ等で開催地を転戦いたしておりました。2003年からは現在のメイレイクヒルズカントリークラブにての開催に至っております。 当時、現会長福田様の非常に強い思い入れがありコースの大改造をはじめられました。訪れるたびに、コースが変わり、時にはインターバルの道が分からず迷ったこともありました。最終的には700ヤードもある名物ロングホールも作られて本格的なチャンピオンコースに生まれ変わりました。参加人員もそれまでは一部リーグ(明球会)と2部リーグ(愛好会)と3部リーグ(環境を考える会)と別々に開催しておりましたが第23回大会から合同で執り行う事となりました。それぞれの会では14~15組であったメンバーが40組を超える大きな大会に発展し現在に至っております。これだけのメンバーを招集できる力が、何にもまして東明興業株式会社の繁栄と人脈の広がりを象徴していると思います。 今後もより一層努力され、持っているノウハウを日本だけではなく広く世界に発信して頂きグローバルな会社に発展して頂くことを祈念いたしまして祝辞の言葉とさせて頂きます。40周年 祝辞6木村 豊治明球会 会長創業40周年に寄せて 

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